2013〜2014越年越冬のお知らせ

  • 12月8日(日) 高田馬場事務所での医療相談会 午前10時より
           防寒着衣類配布 午後5時過ぎより
           中央公園の医療相談会 午後5時半より
  • 12月15日(日) 防寒着衣類毛布配布 午後4時半過ぎより
  • 12月22日(日) 防寒着衣類毛布配布 午後4時半過ぎより
  • 12月28日(土)越年準備作業〜正午より
      12月28日(土)〜 1月5日(日)までの越年期間
    連日、炊出し(一日二回*28日は晩飯のみ)の他、医療
       相談、パトロール、コンサートなど越年集中行動
  • 1 月 6日(月) 越年明け福祉行動、越年本部撤収
     
      越年期(12/28〜1/5) 
      は中央公園「水の広場」にて常設拠点を築き実施予定。
      越年期のスケジュールはこちら。

   

 新宿では20回目となる新宿連絡会主催の越年越冬闘争が開始されています。
 バブル崩壊直後の1994年-1995年の冬、新宿駅西口インフォメーションセンター前で
夜間のみ連日の体制で、段ボールを敷き、寝床のない仲間は一緒に寝ようと呼びかけてから早20年。数の増減はあれども、場所があちこちと変わろうとも、私たちの越冬は常に新宿の仲間と共にありました。「仲間の力で、高齢の仲間や病弱な仲間を守っていく」これが、私たちの原点であり、単なる救済運動とは違う質で、仲間の生活と命を守り続けてきました。
 私たちも深く参画して来たホームレス対策も新宿の地において深く浸透し、今や私たちの活動がなくとも、入り口から出口に至る階段が作られつつあります。私たちにできるのは、「そこへ一緒にいこう」と動機付けをすることだけなのかも知れません。
 単に野宿でなければ良いとする人権屋には判らぬでしょうが、路上に残った仲間には残った理由があります。そこと真摯に向き合うことなく語られる「脱野宿」は、気まぐれな市民の自己満足にしか見えません。共にたたかった者にしか見えない、まだ見ぬ景色を見るために私たちは、路上の果てを目指します。

 第一次からつきあってくれている仲間も年を取りました。長く支援して下る方もだいぶ老け込みました。
 この20年築きあげてきたものを、一端カバンの中にしまい込み、新たな旅に出かける時なのかも知れません。
 
 今年の冬は、今迄の冬をお終いにし、新しい冬を見出だす冬でもあります。

 やることは同じでも、考え方は毎回違います。そう云う内なる越年を今年は展開していきたいと思います。

 ご支援のほど、宜しくお願い致します。